トランペット初心者必見!最速で音が出るために「なぜ音が出るのかの仕組み」について知る《前編》
こんにちは!ありぽんです!
今回は、トランペット初心者必見の最速で音が出るために「なぜ音が出るのかの仕組み」についてご紹介したいと思います。
皆さん、トランペットの音出るように早くなりたいですよね?
トランペットやり始めたからには、早く吹けるようになって大きな舞台でソロやメロディーたくさん吹いて活躍したいと思っている初心者の方は多いと思います。
トランペットの役割は、金管楽器の中でもだいたいが主役を占めているパートです。
舞台やコンサートでソロや旋律吹いているとき、スポットライトに当たったりするので緊張もありますし、間違えたらどうしよう💦などの不安もありますが、その反面
「こんな私/僕、かっこいいでしょ!(ドヤ顔)」
と、そんな最高の気分になれるような、1番その人が輝ける瞬間に触れる機会でもあります。そんな一時を早く体験したいと思いませんか?
そんなあなたに、今回は最速で音が出るために知っていただきたいことがあります。
それは、「音が出る仕組み」です。
実は、楽器を吹いて音が出るようになり安定するまで個人差はありますが2~3ヶ月の時間を要します。
これは、トランペットに限らずどの楽器をやるにも共通して言えます。
私も音がしっかりでて安定するまで3ヶ月以上は時間がかかりました。
その間は一つも曲を吹けることはできず、特に部活の先輩方からは、
「こうやって吹くんだよ」
と吹き方について教えてもらうと思いますが、その前に「なぜ音が出るのかという仕組み」について知っておくことで今後の自身の成長度合いが違ったよな~と思うことが多々ありました。
おそらく、ほとんどの方に教えていただく機会はあまりないところであるので、「なぜ音が出るのかの仕組み」《前編》 についてご紹介していきます。
仕組みを知ることで吹きやすくなる
まず、初心者の方にはトランペットを吹く前に、「なぜ音が出るのかという仕組み」を知る必要があります。これはトランペットを吹くときの息の調整や、綺麗に音を出すコツを掴むための最短距離に導くため、または、自身の体の使い方やトランペットそのものを知る機会でもあるからです。
私は仕組みを知る以前は、
「そもそもトランペットの音はどのように出ているのか?」
と疑問に思いながらも、先輩達から吹き方をただただ学んで練習するだけでした。それだけだと、「高い音がでない」や「音が籠もる、詰まる」、「かすかすとした音しか出ない」などの後々に大きな壁や悩みにぶち当たることが多くて、アンブシュア(口の形)ばかりを中心に改善しようと試みていました。
しかし、仕組みをしっかり理解することで原因が別の部分にあることを知ってからは、音階の練習では綺麗に吹けるようになったり、息の調整や音程をしっかり保つことなどもできるようになり、あっという間にできることが増えていきました。
なので、トランペットをやり始めたあなたにはしっかりとその仕組みを知っていただこうと思うので、ポイントをご紹介していきますね。
唇を息のスピードで振動させて音が出る
まずは、こちらの動画をご覧下さい。
ご覧頂けましたでしょうか?
少し表現が独特で大変申し訳ないのですが、解説しているとおり唇を「ゴム」だと思って息で振るわせることで音が鳴ります。
特に1番に意識してもらいたいのが
息で唇を振動させることによって音が出る
ということです。
これ、実はトランペット以外の金管楽器に関しての共通事項となっていて、その唇の振動によって「マウスピース」に伝わり楽器本体と接続し音を鳴らしているということになります。
では、唇が息で振動しやすいようになるにはどのようにしたら良いのかというと
唇には力を入れずに、息のスピードで振動数を増やす
ということを意識することで音が出しやすくなります。
ちなみに、唇の振動をさせる練習というものがあります。
できるのであれば、マウスピースだけを家に持って帰って一人アンブシュアの確認や音出しの練習を毎日10分でも20分でもやるのがおすすめです。
ただ、中にはそれが難しい方もいらっしゃるので私が独自でやっていた練習方法があるのでご紹介したいと思います。
- ピース✌のポーズをします。ピースは人差し指と中指を使って表現します。このときは右手左手どちらでも構いません。
- ①のまま手のひら側を自分に向け、人差し指と中指で約1センチの距離間を作り指の腹を唇に当てる。人差し指と中指でたばこを持って口にくわえたときをイメージしていただければわかりやすいです。
- 実際にマウスピースで吹いているときをイメージして、指を唇に当てたまま息で唇を振動させ吹く
ちなみに、この練習方法は私が独自に練習方法の研究を重ねたところ最適だとして生み出したものです。
どの練習も継続的にやるには、楽しい曲とかテンポ、リズムのノリが良い曲など、あなたの好きな曲を頭の中で再現していただき、それをあなたがトランペットで吹くイメージを想像してもらいやってみるのが楽しく継続的に練習できるコツでもあるので、ぜひ試してみて下さいね!
《まとめ》
上達するのに練習を積み重ねるのはやはり大変ですが、やるかやらないかはあなた次第です。
「ブラボー」と言われるような演奏をしたときのキラキラとした光景、または、世界へ行ってみたいのであれば、やるしかないです!
ぜひともチャレンジしてくださいね!
次回は「なぜ音が出るのかの仕組み」について知る《後編》をご紹介していきます!
全国大会初出場の経験のあるトランペットのパートリーダーが教える1年間で2年分の成果を生み出して全国レベルまで出場できる極意
はじめまして!ありぽんです。
今回は、トランペットを持っててこれからはじめる方や、そこまで部活は強くないけど音楽はすごく好き!というかたのために、
1年間で2年分の成果を生み出して、全国レベルまで出場できる極意
について話していこうと思います。
「憧れのトランペット買って嬉しい!さっそく、吹けるように練習しよう!」
と思ったけど、
何から手をつければ良いかわからない。どうやって音を出して鳴らしているのかもさっぱりわからない。
音楽は好きなんだけどなかなか結果を出せない。もっと上手くなりたい!
と思っている経験者が多くいると思います。
「これじゃ、お客さんの前で堂々となんか演奏できない。」
などなど、想像してたのと違ってトランペットの音を出すのって難しいですし、人に感動を与えられるような演奏をするにはハードルが高いですよね。
私もやり始めた当初、音を出せるようになるまでなんども唇の形や力み具合、息の量やスピードの調整などを練習中に行い、楽器をずっと持っていたのでで腕が痛くなったり、唇がちぎれたり、腫れ上がる程の激痛に耐えながらも必死になって練習していました。
体になれてもらうまで365日24時間はほぼ音楽漬けで、音楽やるために学校へ行き朝練や放課後、休日に自主練をたくさんしてトランペットを吹くことに全力を注いでいました。
でも、ある考え方や練習法で吹くコツを掴むことができ、同い年よりも1年遅く入部したはずなのに気がついたらパートのリーダーに任命され、全国大会初出場も果たしてしまいました。そして、コンサートではお客さんから
「ブラボー!!!!」
の声をいただいたり、私の描きたかった
「お客さんに感動を与えられる音楽を創りたい」
という夢も当時の仲間と一緒に叶えることができました。
ちなみに、これは私が生まれながらの天才だったり音楽の才能があったからという話ではないです。ポイントは
「1日で3日分の生産性を生み出す練習の仕組みをつくること」
このコツさえつかめれば、もう確実に全国大会出場するのは間違いないです。
これ実は小学生でもできます。
はじめるタイミングが早かれ遅かれ年齢に関係ないし、経歴も関係なく、結果を出せます。
これから私がご紹介させていただくのは、あなたがどのタイミングでトランペットをはじめようとも効率よく上手くなれる方法で、大きなポイントは2つです。
ぜひ、一生使えるトランペットを上達するための考え方や練習法を一緒に習得しましょう!最後までぜひ読んでくださいね!
★音楽は「人に感動を与えるためにあるもの」だと考えよう
まずはじめに、あなたに常に意識して欲しいのが
「音楽は人に感動を与えるもの」
ということです。
というのも、吹奏楽の強豪校ではよく「全国大会出場して金賞を取る」など実績目当てに頑張ろうとする傾向がありますが、実は「人のための努力」と「自分のための努力」では圧倒的に努力量に差が生じます。
私の場合、一度「全国大会出場」を目標に練習を積み重ねていましたが、当時はモチベーションが上がらなくて逆に「辛い、つまらない、楽しくない」と感じてしまい全ての練習が投げやりになってしまった時がありました。
ですが私は「音楽をやりたい!」と思ったあの感動を再び思い出してからは、その目先の利益に囚われずに「人に感動を与えるため」とゴールを再確認してからは自分のリミッターを自分で壊す程の努力をすることが出来ました。
だから、目先の利益に囚われずに「音楽は人に感動を与えるんだ」ということを目標に取り組んでいただきたいです。
★1日さぼると3日分の遅れが生じるから、1日に3日分の練習量を生産すること
吹奏楽部は運動部と違い、練習もほぼ週6ぐらいでかなり時間をかけて練習します。しかも学校の勉強との両立や、他の部活に比べ卒業のタイミングも1番遅いのでかなりハードスケジュールですよね。
私の場合、当時の顧問の先生が
「1日練習しないと3日分の遅れが生じる」
とかっこいい意識高い格言をいただいたことがありました。
なので何をしたのかというと、
「1日やらないと3日分の遅れが生じるなら、1日で3日分の練習量を生産すれば良い」
と考えました。その結果、
- 1日の朝練習に基礎練習を3周する
- ・授業中は問題ときながら、話も聞いて、かつ、ずっと脳内の片隅でイメトレ
- ・部活中は曲練に集中して吹かない時間を作らない
- ・苦手を洗い出して、そこを徹底的に集中して練習する
- ・先輩後輩にかかわらず、上手いと思った人を頼りまくる
など、常に逆算してどんな時に何を練習をすれば良いのか考えて、人に頼って行動をしておりました。
《まとめ》
やるか、やらないかはあなた次第です。ですが、人のために感動を与えて、「ブラボー」と拍手喝采の光景を見たいのであれば、覚悟をもってやってください。
あなたの音楽への「愛」が試されます。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。